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高野三三男 アール・デコのパリ、モダン東京 展【図録】

高野三三男 アール・デコのパリ、モダン東京 展【図録】

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1997年に目黒区美術館で開催された展覧会の図録ですが、高野三三男のまとまった回顧展というのは、これのみかと思います。
じつは展覧会よりもずっとあとにこの図録を知ったのですが、けっこう驚きました。
というのは、まず絵が「卑俗」です。しかも完全に「西洋崇拝」的な絵。
さらに女性の顔の妖艶さときたら! 
ほとんどポルノのように感じました(美術関係者は怒るでしょうが)。
そこがたいへん気に入って、BASE時代のmondo modernでも何度か本書は売ってきました。

高野三三男は1900年、深川生まれ。1920年代に渡仏して、そちらで本格的に画家として認められるようになっていきます。
よく「ブドワール絵画」などと言われますが、ベッドやソファの裸女、そういう絵を得意とした人です。
またフランスにいたことでキュビスムやシュルレアリスムの影響を受けていますが、やはり本質は、通俗的な妖艶な女性画だったといえるでしょう。

1930年代はマレーネ・ディートリッヒを筆頭に細い柳眉が流行して、高野の絵の女性も極端に細い眉です。それと濃い化粧。娼婦なのか、貴婦人なのか?
そんな卑俗さこそが高野の最大の魅力です(ですので、顔のアップ画像も掲載しました)。
ちなみにこちらにも掲載しましたが、高峰秀子の凜とした肖像画なども描いています。
それと高野本人がけっこうイケメン。フランスでもモテたのかもしれません。
※当時のチラシ、チケット等が付属しています。

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発行:1997年
ソフトカバー:146ページ
サイズ:29.7 x 23 x 1.5 cm
言語:日本語
状態:古い本ですので多少の経年感があり、小口側下の角に軽い折れ跡がありますが、概ねきれいな状態です。

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