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トッド・ウェッブ写真展【図録】
トッド・ウェッブ写真展【図録】
1998年に大阪と東京を巡回したアメリカの写真家トッド・ウェッブ写真展の図録。
おそらく日本でのまとまったトッド・ウェッブの展覧会は、これ一度ではないでしょうか?
そういう意味でも日本語で解説を読める貴重な図録です。
しかも別紙で折り畳まれた4連のパノラマ写真まで入っています。
ウェッブは1905年生まれ、若い頃は仕事を転々とし、世界恐慌もあり、苦しい生活をしていた時期もあったようです。
本格的写真を始めたのは1940年頃。ちょっと遅咲きかもしれません。
アンセル・アダムスのワークショップに参加したものの、師のような写真は撮らないだろうと直感したそうです。
都市の景観に惹かれた、という彼の作品は本図録の冒頭によく現れています。
そしてビルや高架線が織りなす紋様のようなものにも強く惹かれていることが感じられます。
また、都市の人物を撮ってもそうですが、景観そのものに強くダイナミズムを感じているところがわかります。
そのあたりがウェッブの写真の魅力でしょう。
かなり各地を旅行したようで、パリでの写真もあります。
また写真家やアーティストなどの交友範囲も広く、本書には親交の深かったジョージア・オキーフの写真は印象的なものが何枚も掲載されています。
これはとても良い写真です。
アルフレッド・スティーグリッツやベレニス・アボットのポートレートもあって、ウェッブが同時代の写真家たちとかなり親しかったことを感じさせます。
良い人生だったのだろうな、と想像したのですが、なんと94歳まで生き、2000年に亡くなりました。20世紀初頭に生まれ、21世紀を見て亡くなったのです。
作品は世界の主要な25の美術館に所蔵されているそうです。
幸福な人です。
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出版社:Mega Press Agency
発行:1998年
ペーパーバック:96ページ+折りたたみ写真
サイズ:25 × 24 × 1.2 cm
言語:日本語
状態:古い本のわりには状態良好です。
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