mondo modern
ニック・ワプリントン写真集「Nick Waplington: Truth or Consequences」
ニック・ワプリントン写真集「Nick Waplington: Truth or Consequences」
イギリスの写真家、ニック・ワプリントンがアメリカ、ニューメキシコ州の小さな町「Truth or Consequences」で撮った作品を集めた写真集。
作品の本筋と離れて、ちょっと驚いたのは「Truth or Consequences」=真実と帰結...は本のタイトル(もちろんタイトルではあるのですが)の言葉ではなく、この町の名前なのです。
すごい名前の町があるものだなぁと。
ところで写真のほうですが、ニューカラー派からの影響が色濃く感じます。
色調、対象の捉え方、風景への距離、そして人物...
いうまでもなくニューカラーはウィリアム・エグルストン、スティーブン・ショアなどに代表される潮流でしたが、
ワプリントンの写真もスティーブン・ショアやジョエル・マイロヴィッツの作品にかなり近しい感じがします。
ワプリントン本人ももちろんそれは認めていますが、この作品集の目的そのものが、ワプリントンがウォーカー・エヴァンズ、ロバート・フランク、エグルストンといった
「アメリカ写真の巨匠たち」のスタイルを意識的に引用・再現することだったのです。
ですから見る側は、それぞれの写真を見ながら、過去のそれぞれのヒストリックな写真へのワプリントンのオマージュを感じる...という構成になっているのです。
イギリス生まれですが、アメリカの風景や、あるいは色に強く惹かれているのでしょう。
イギリス的でないものとしてアメリカ好きになっているような印象が、写真集全体から強く感じます。
ちなみにワプリントンは1965年生まれ。70年代のニューカラーにもろに影響を受けた世代ですね。
父が原子力関係の科学者であったことから後年、写真を撮るようになってからは環境問題に関しても対象にして撮ってきている人です。
この本のみでしたらレターパックライト430円で発送できます。
他の商品とまとめ買いの場合、システム上送料が加算される場合がありますが、その際は超過分の送料をご返金いたします。
著者:Nick Waplington(写真)
出版社: Phaidon
発行:2001年
ハードカバー:192ページ
サイズ:29.8 x 23 x 2.4 cm
言語:英語
状態:わずかに経年感がある程度。全体にきれいな状態の本です。
受取状況を読み込めませんでした
Share
