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Comme on s'aimait à Saint-Germain-des-Prés / 戦後のサン・ジェルマン・デ・プレ
Comme on s'aimait à Saint-Germain-des-Prés / 戦後のサン・ジェルマン・デ・プレ
写真家ジョルジュ・デュドニョンが捉えた、戦後のサン・ジェルマン・デ・プレの街頭、そして著名人・文化人・芸術家らの集い...
これはいわば戦後すぐから50年代までのサン・ジェルマン・デ・プレの文化地図を写真で辿ったような優れた一冊です。
ボリス・ヴィアンは『サン=ジェルマン=デ=プレ入門』という、まさにそんな文化地図を写真入りで書きましたが、こちらはそれを完全に写真集として展開した感じ。
しかもデュドニョンの写真が素晴らしく良いです。
全体としては著名人たちのカフェでの、あるいはナイトクラブでの集いのような写真が多いですが、デ・プレの街頭、何気ない日常など、とても心惹く写真がたくさんあります。
そして著名人のほうですが、やはり時代的にボリス・ヴィアン、サルトル、ジュリエット・グレコ、ジャック・プレヴェールなどの日常や夜遊びなどが出てきて、とてもリアルな当時のデ・プレのドキュメンタリーともなっています(まさに実存主義の時代)。
文章を寄せたのが俳優のダニエル・ジェラン!
幾多の名作に出ていますが、なかでも本書とのつながりでいうと1949年の『七月のランデヴー』です。
戦後のボビー・ソクサーズらの風俗を扱った青春映画ですが、じつに良い作品でした。
当時のボビー・ソクサーズ特有のファッションも楽しめる映画です。
もちろん本書には、この映画にまつわる写真なども載っています。
そしてボリス・ヴィアンの写真が多いところも魅力です。
ヴィアン抜きでサルトルがボーヴォワールとヴィアン夫人とレストランで一緒の写真などもあります。サルトルは夫人と寝ちゃったんですよね。ボーヴォワール公認のもとで。。
それはともあれ、戦後すぐから50年代までのサン・ジェルマン文化を楽しめる最良の写真集として、本書はmondo modernにも出品せずに手元に置いてきたものです。
全ページ見どころのある良い本だと思います。
大型本にて佐川急便60サイズでの発送となります。
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著者:Georges Dudognon(写真)、Daniel GélinI(文)
出版社:Pierre Bordas et Fils
発行:1993年
ハードカバー:160ページ
サイズ:29 x 24.3 x 1.6 cm
言語:フランス語
状態:刊行時に新刊を購入して保管してきたものですが、表紙周りに多少の経年感、使用感があります。よく見てきた本ですので、ご了承ください。
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